工場、事業場に対する排水規制の強化等で、近年は南川に対するBOD、COD等の汚濁負荷量の大部分は生活系排水によるものとなってきたが、事業場によっては排水処理施設の維持管理不十分,排水処理施設の能力不足等で、排水基準値を超過してしまうところがあります。また、水質汚濁防止法に基づく上乗せ基準条例の改正に伴い(平成3年12月)新基準値への対応が早急な課題となっている事業場も多く、特に小規模事業場については難しい問題が残されています。
小規模事業場における排水処理は簡便性、建設費等の関係から物理化学的処理法が採用されることが多い。代表的な物理化学的処理法には、ろ過、凝集沈殿、活性炭吸着等がありますが、これらの排水処理法は事業場の排水特性により、様々に組み合わされて実用化されています。
排水の汚濁性状はサイズの面から懸濁性成分、コロイド成分、溶解性成分に分類でき、また一方で、化学的組成から有機物と無機物に分類できます。特に排水処理で重要となる有機物においては,BODで評価される生物分解性有機物と,BODとして現れない生物難分解性有機物が種々混在して排出されております。
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